くもり
朝食 バゲット、ヨーグルト、飲み物
バゲットを半分くらい残してナプキンに包んでおくとお昼くらいに小腹が空いた時に食べられていいかもしれないと気づく。
朝からみゅうに言ってモネの家に行くツアーを申し込む。
出発まで時間があったので散歩。
オペラ座界隈をうろうろ。モノプリ(スーパー)に寄ってみる。フランス語で書かれているだけで全ての商品が可愛く思えるから不思議。ヨーグルトなど気になるけど書いている内容が分からないのでどれが何なのか分からない。
そこからまたマドレーヌ教会へ。参拝。教会の中に入るには2ユーロかかる。大きい教会や観光地になっているところはだいたいお金がかかけど維持費などかな。人が多く来るということはそれなりに大変なこともあるだろうなと思う
しばらくゆっくり過ごす。教会は好きな場所。
出てまたオペラ座の方へ戻ろうと歩いてるいると道を聞かれる。これが不思議なことで、見たからにアジア人な私よりフランス語や英語が話せる人たちがいっぱい歩いているのになぜ私に聞いてくるんだろう。ロンドンでもよく道を聞かれた。
私のなんとなくな英語と指差しで分かってくれたのか教えた方向に歩いて行った。
分からなくなったらまた聞いたらいいよね。
ペレットがあったので寄ってみる。免税で少し安く買えるならいいかもと思ったけどそれでも高くてただかわいいなぁと見るだけで終わった。モンサンミシェルのツアーで一緒になった家族連れの奥さんと娘さんにばったり会った。ふたりはいろいろ試着していた。
いいな。
13:15にみゅうへ
バスに乗り込んで出発。ツアーの参加者はめちゃくちゃ少なくて10人もいないくらいだった。案内の女性は長くパリに在住している日本人でいろいろ話してくれた。
2時間しないくらいでパリの郊外ジベルニーに到着。
出発の時間まで自由時間。
モネが晩年過ごした家がそのまま残っていてアトリエもそのまま、庭もきちんと手入れされて残っている。家の中もアトリエも当時のまま残っていてもう素晴らしいのひとこと。庭はほんとうにただただ美しくてそれだけで感動が止まらなかった。モネが見ていた庭、モネが愛した庭。それがこうして残っていて今現在も見れるなんてすごいことだと思った。感動しっぱなしの私は日本風の庭園のところにある橋から庭を見た瞬間、感情が溢れてしまって気がついたら泣いていた。自分でもびっくり。この感情はいったい何なんだろう。心が洗われた気がした。来てよかったな。
帰る前に寄ったお手洗いで横っ腹に激痛が走りこのまま倒れてしまうのではないかと思った。でもグッと堪えてしばらくいたら治った。あれはいったいなんだったんだろう。
小雨が降ってきた。
バスまで歩いているとフランス人のおじさんおばさんの団体に声をかけられた。
「あなたひとりなの?すごいわね。どうやってきたの?どこからきたの?大丈夫?」
という感じ。ツアーだということ、日本の東京から来たことなど、なんとなく伝えた。みんな元気でかわいい。団体でそれぞれ声をかけてくるからおかしかった。バイバイ。
わたしのこと何歳だと思ったんだろう。きっと子供だと思われたんだ。
28歳のときにロンドンで公園で会ったおじさんに「ぜったい15歳だ。15歳にしか見えない」って言われた。日本人って幼く見られるんだと思う。
パリ市内に帰って来ると観光がてら市内をぐるりと回ってくれた。
自由の女神がニューヨークに向かって立っていること、ダイアナ妃が亡くなったところ、セーヌ川、エッフェル塔、パリのあれやこれや。
そうこうしていると案内の女性の携帯に家族らしき人から電話がかかってきて話始めて気づけば怒っていた。どうやらお子さんからみたい。おもしろい。ずっと外国で暮らすと日本での窮屈さみたいなのはどこかにいってしまうのかもしれない。
18:30過ぎに解散。
そのままアイスを買いに行く。フィグが食べたかったけどなかったのでアプリコットにした。この旅でアプリコットにおいしさに目覚めたかもしれない。おいしかった。
H&Mへ寄る。気になった服はサイズがなくて諦める。いろいろ見ているとフランス人のおばさんに声をかけられる「この靴のこのサイズが欲しい」とのことで一緒にさがしてあげる。なぜ店員に聞かないんだろうと思ったけど。
宿に戻ってかよこさんに電話する。公衆電話用のカードが高かった記憶。あんまり電話かけることないのにもったいないなと思った。かよこさんが滞在しているアパートに遊びに行く約束、場所と時間を決めた。
カウンターにちょうどラファがいたので話をする。話したって日記にはよく書いているけど何語でどれくらい何を話したのか謎すぎる。
部屋は4人部屋から10人部屋へと移動になった。10人はかなり大所帯で洗面台もかなり荒れている。
タイ人のワシン。日本が大好きで留学経験もあり日本語が話せるし明るい青年だった。
「私の名前はワシン。和の心。良い名前でしょ。地球の歩き方最高!」と言っていた。
このフレーズが私は好きで今でも思い出して楽しい気分になる。今どうしてるかな。
イタリア人の女の子もいた。名前は分からない。
しばらく3人で話していたけどかなり乱れた会話だった。ワシンのタイ語なまりな英語とイタリア語なまりの彼女の英語が通じ合っていなくて両方の英語を私は理解できるけど英語で話せないという感じ。でもそれが妙に楽しかった。
夜ご飯の記録がないけど、アイスだけだったのかな。
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