2020/06/02

2008年6月2日  パリ11日目

 


8時に起きて最後の荷物整理。枕のところにナムからの手紙があった。深夜に帰って来て早朝に出かけていったみたい。日本のことが好きと言っていたナム。連絡を取り合いたいとメールアドレスを書いてくれていた。最後に挨拶できたらよかったな。
朝ごはんは食べずに受付へ。
ロビーに出ると何やら団体の子供たちでごった返ししている。何事かと思ってあとで調べたら、私が泊まっていた宿は基本フランス国内の修学旅行生を対象にしているらしくそのシーズン以外だけ空いていれば一般客も泊まれるというところだったらしい。空いている時期でラッキーだった。だから食堂もどこか学校っぽさがあったのかもしれない。この宿のおかげでメトロにほぼ乗らずにパリの街中を歩いて過ごせたし本当に良かった。
受付のラファに最後の挨拶。ラファはほんとによくしてくれて、そして日本人が好きみたいでとりわけ好意的に接してくれていたように思う。今夜会えないかと誘ってくれたけど今夜は行けないよと伝えてサヨナラ。また会えるといいな。

みゅうにもう一度寄って挨拶する。みゅうがあって本当に良かった。

8:50 北駅でロンドンからやってくるあべちゃんと待ち合わせ。ひとりの旅も終わり。
近くのカフェで朝ごはんを食べる。どんなところだったかぜんぜん覚えていないけどモーニングをカフェで食べれるなんてひとりでは行けなかったので新鮮で楽しかった。

蚤の市へ行ってみることに。私はアンティークの折り畳めるザルを買った、すごくかわいいし折り畳めるのでかさばらなくて良い。
りんごのタルトを買い食い。スーパーに寄ってエコバッグやお菓子をお土産に選んで購入。地元のスーパーってほんとに楽しい。

ひとまず歩いてホテルへチェックイン。
ふたりで泊まるのに一泊ぐらい贅沢しても良いよねってことでユースではなく普通のホテルを予約してもらった。良いところだった。ふわふわのベッドとシーツがすごく嬉しいしきれいなシャワールームも最高だった。安いところはそれはそれでいいけどとにかく布団が薄くて硬い。シャワーも狭いしお湯が出にくい感じ。窓から見える景色も違う。これだけで人間のテンションって変わるからおもしろいなと思う。

歩いてモンマルトルへ。サクレ・クール聖堂までのぼる。寺院には入らず外から眺めて、モンマルトルの丘からパリを一望。すごくすごく良い景色。アメリもここに来たね。
すごい坂道で急な階段があったり街並みもすごく良かった。街並みが今までうろうろしていたところとまた違っておもしろかった。
下ってきたところでアメリにも出てきたカフェのところで記念撮影。
カフェに入った記憶があるようなないような。でもクレームブリュレを食べた記憶がないから入ってないのかな?なんとく営業していなかったような気もする。記憶が薄い。
近くにあるムーランルージュも観に行く。なんだかかっこいい。

ひたすら散歩する。アフリカ系の移民が多い町なのかアフリカ雑貨のお店も多いし中心部に比べてだいぶ人種も違う。町の雰囲気も違うのでどこに来ているのか一瞬分からなくなる。観光客はあまりいない雰囲気。本屋で万引きしている男性二人が走って逃げる瞬間を観てしまった。いろんな側面があるパリ。映画館の看板がすごくかっこよかった。
入ったお店でオニオンスープを飲む。これがとても美味しかった!
お水もお金を取られる。ふたりだとひとりのときより気軽にカフェやお店に入れて嬉しい。

また出てひたすら歩き、途中で見つけたギャラリーで写真を見る。良い出会いがあった。
多少二人とも歩き疲れてきた様子。
北駅の近くまで帰って夜ご飯を食べにレストランへ。
パリで初めてのディナー。何をどう頼んだのか覚えていないけど美味しかった記憶。
いい雰囲気だったけどたまたま隣に座った日本人の男性が珍しく嫌な感じの人で色々と台無しになる。仕事でよくパリに来る自慢話、旅行で来ている私たちを馬鹿にすることを言ってきてなんだかがっかり。それなのに連絡先を交換しようとしてきてなんなんだろう。私はほぼ無視していたけどあべちゃんは果敢に対応していた。

ホテルに戻ってふかふかふわふわのベッドで寝る。




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