2020/05/25

2008年5月25日 パリ3日目


 







朝 シャワーを浴びる。
Aneigと一緒に朝ごはんをテラスで食べているとスタッフに怒られた。
テラスでは食べたらダメだったみたい。
Aneigは会うたびに「冷蔵庫の中には卵と牛乳があります」と日本語で言ってくる。
かわいいけどそのたびにうまく反応出来なくて申し訳ないなと思う。
もっと英語もフランス語も話せたらよかった。
カウンターで部屋の予約、同じ部屋をそのまま予約出来た。
荷物を出さなくていいからとても楽。

メールをしに日本人が経営している「うらばす」というネットカフェへ。
いろいろあったけど宿がパリの中心部のあるというのはとても便利だと気付いてある意味ラッキーだったなと思う。わざわざメトロに乗って出かけなくてもいいし歩いてどこまでも行けそう。街並みも素敵だし飽きない。
メールの用事を済ませてATMでお金をおろす。
旅行会社の「みゅう」へ寄ってモンサンミシェルへ行くツアーを申し込んだ。
せっかくだから観光らしい観光もしてみることに。
安くはないけど次いつ来れるか分からないしここはケチらない。
日本の旅行会社で、スタッフもほぼ日本人。
おもしろいおじさんとおばさんがいて久しぶりの日本語の会話、とても楽しかった。
この地球上でひとつでも話せる言語があるというのはありがたいことように感じる。

みゅうを出てそのままオペラ座まで歩く。中には入れないけどとにかく建物が素晴らしい。パリの建物はすべて美しくてみんなが外国に憧れる気持ちが分かる気がする。
ランチはマドレーヌ教会の食堂で食べると決めていたのでそのまま教会の方まで歩いてみる。途中、小さな商店で水を購入。
道すがら教会があって日曜日のミサがちょうど終わったのか外にたくさん人がいて賑わっていた。少しだけ中に入って見学。教会は落ち着く。
そのままマドレーヌ教会へ。中には入れず、食堂にだけ寄る。
ここのランチは日本円で千円程度とパリのランチの中でも格安ということで本におすすめとあった。街のレストランにも行ってみたいけど高いので毎日は行けないし一人だとハードルが高い。楽しみにしていたマドレーヌ教会。
前菜、メイン、デザートをその日のメニューから好きなものを選ぶ。
どんなメニューだったか日記には書いていなかったけど満足した気持ちは覚えている。
写真も撮れたらよかったな。

食堂を出て目の前のコンコルド広場へ。こういう広場って日本にはないしとても歴史的なものを感じる。すごいなって思うのと、ちょっとこわいなという思いが半々。
なんでこわいと思うのか分からないけど。
と思ってコンコルド広場を改めて調べみたらルイ16世やマリーアントワネットが処刑された広場だった、、。そりゃこわいよね。広場から滲み出てるこわさがあるのかしら。
そうこうしてると観光客用のバイク(たぶん)に乗った年配の日本人夫婦が大喧嘩していた。道を行く人々の注目を浴びていた。このときばかりは同じ日本人として恥ずかしかったな。運転手さんは呆れ顔。かわいそうに。

シャンゼリゼ通りの方へ行くのに公園の中を通る。アイスの屋台があったので迷わずアプリコットを選ぶ。甘酸っぱくて美味しい。噴水もあって天気もいいしみんな楽しそう。
日曜日だから子どもたちもたくさん遊びに来ていた。
そのままシャンゼリゼ通りを凱旋門の方まで歩く。けっこう長い。
たくさんお店も並んでいて表参道みたいな雰囲気。
凱旋門の上に上がったような気がするけど日記には何も書いていない。どうだったかな。
帰りは来た道とは逆側の道を歩く。風月堂の由来となったというフーケッツがあって少し親近感。
歩き疲れたところでベンチがあったので地図の確認がてた休憩。となりの絵に描いたような老夫婦がいてにっこり目配せしてくれたのがとてもうれしかった。かわいい。
バイバイもしてくれた。

セーヌ川を渡ったところにオルセー美術館があるので行ってみることに。
中には入らず外から見学。元駅舎の建物は壮大で優雅だった。いつどこの美術館に行くか、スケジュール的に考えるのが難しい。あとフリーパスを買うかどうか。買った方がお得だけど何日間のパスにするのか。いろいろ計画しないと。

オルセーからそのままセーヌ川沿いを歩く。道端でパリのお土産を売っていたりするがどのタイミングでおみやげを買うか、迷う。道端だとだいたいエッフェル塔のキーホルダーやポストカードなど。同じ物を売っていて人によって値段が微妙に違う。
国立美術学校の前をしばし眺める。芸術をパリで学べるってすごいことだろうな。

そのままのんびりと散歩。セーヌ川は本当にすばらしい。落ち着く。いろんな橋があってそのたびに橋の上からパリの街並みを見る。歩いている人たちもすてき。
クレープ屋を見つけたのでチョコのクレープを買って食べながらおなじみになった教会のある広場ヘ行く。
教会の名前はサントゥスタッシュ教会。
中から音楽が聞こえてきたので入ってみたらちょうどミサが開催されていた。
すばらしい。
みんなが神父さまのところへ並んだのでなんだかよく分からなかったけど私も並んでみた。神父さまに手を合わせるとまあるい煎餅みたいなお菓子をくれたのでいただいた。
あとで調べてみると洗礼を受けた信者しかいただいてはいけなかったみたいで心の中でごめんなさい。無知とはおそろしい。信者ではないけど子供のころ日曜学校に通っていたので賛美歌や聖書は懐かしくもありそれもあって教会が落ち着くのかな、と思った。
気持ち良いまま外に出る。


この日はここで日記が終わっていた。
夜ご飯はどうしたんだろう。少しでも行動が書いてあるとそうだったと思い出せるけど何もヒントがないとさっぱり分からない。でも次の日が早朝から出かける予定だったから早めに寝たのかな。なんとなくこの日ぐらいに初日に出会ったかよこさんに電話をしたような気がする。電話のカードのシステムが難しかったような記憶。





















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