2020/05/24

2008年5月24日 パリ2日目




 










 快便。
食堂で朝食。
フルーツ、ヨーグルト、バゲット少し、オレンジジュース
学食みたいな食堂で自分で好きなだけ取っていく。
ヨーグルトは加糖と無糖があるみたいだったけど初めてで分からず。
そのままロビーまで行って今夜の部屋の予約をする。
部屋の予約は当日の朝にしかできないシステムだった。
ユースより高いけど中心街だから歩いて色々行けそうなのと、みんな優しいのがとても気に行っている。
Aneigはお出かけ。私は少し憂鬱。早くも旅疲れなのかな。

気を取り直してメトロでPORTE DE VANVES駅へ。
ヴァンヴの蚤の市。蚤の市は楽しみにいていたことのひとつ。
まだ少し不安なので日本人らしき人の後ろを追いかけて行く。
made in Franceの物を買おうとしたけど安くならなくてやめた。(日記の文字が汚くて何を買おうとしたのか分からない)
バゲット、アイス、古い切手、アンティークのレースの手袋、古いメモや紙袋などを購入。
古い紙袋を見ているときに日本人親子に話しかけられる。
娘さんはもう帰国するけどお母さんはまだ滞在予定でアパートを借りているから遊びに来ないかと誘ってくれた。うれしい!電話番号を聞いて後日連絡することに。
かよこさんという方。うちのお母さんと同い年くらいかな。

市の外に出て腰掛けてバゲットを食べていると日本の観光客に「住んでどれくらいなのか」と聞かれた。
まだパリ2日目。
驚かれた。
地元住民に見えたのかな?ふしぎ。

中心街まで戻って散歩。
公園に行こうと思ったけど道に迷い気がついたらノートルダム大聖堂に着いた。
ボーッと眺めながらバゲットを食べる。
立派な大聖堂、中に入るのはもっと時間があるときにする。
目の前の広場にはたくさんの人、みんな楽しそう。
近くのサン・ルイ島まで行ってアイス屋さんを探す。いろいろあるけどなんとなく気になるところ(老舗っぽいところ)を見つけてキャラメル味のいちばん安いのを食べる。
すごく美味しかった!
量も小ぶりでちょっとしたおやつにちょうどいいなと思いアイスは見つけたら迷わず食べようと決めた。
旅の楽しみがひとつ見つかってうれしい。
暑すぎず、寒すぎず、良い気候のときに来れてよかった。

歩いていると雨が降ってきた。折り畳み傘を置いてきてしまったので歩いては雨宿りの繰り返し。たまたま見つけたデパート(BHV)へ雨宿りがてら入って散策。文房具売り場で迷いながらもかわいいシールを買った。四角とか三角のいろんな色のシール。
ちょっとした食堂みたいな休憩室でペリエを飲みながら持ってきた本を読む。
持ってきたのは地球の歩き方と猫沢エミさんのパリのエッセイ本。
パリに来たきっかけは猫沢エミさんを見かけて本を読んでみようと買ってみたらすごく面白くてパリいいなと思ったのが大きい。
ただひたすら褒めちぎるファッション雑誌と違って良いところも悪いところもぜんぶ赤裸々に書いてあったのがよかった。私は全くパリに期待することなく来れたので今のところ理想と違うなとがっかりすることが全くない。噂でよく聞く犬の糞があちこちに落ちているというのにもまだ遭遇していない。

窓の外は大雨。土曜日で人でも多くわいわいしているのが楽しかった。
けっこうのんびりしたしそろそろ行こうと出たけどまだ雨が降っている。
屋根のあるところをなるべく歩いてH&M(当時はまだ日本にはなかった)に入り物色。
日本では買えない洋服に魅力を感じるけど欲しい物は高いしパリで買うのも違う気がして迷う。結局なにも買わず。
出て、とりあえず西の方へ歩いてみると昨日の広場に出た。
地図で確認してみたら広場にある大きな建物は教会なのが分かった。嬉しい。
ミサのある日を確認しておく。
しばらく木陰で雨宿り。
 すると日本人の花嫁さんが目の前を通った!すごく美しい。
お母さんは着物を着ている。良い物を見た気がする。

葉書を買おうかなと昨日の文房具屋に行ってみたけど店じまいしていたのでまた戻って来て映画館などが入っている大きなビルに入ってみる。近代的なビル。
映画を観てもいいかなと少し思ったけどやめた。
地下のカフェでワッフルを買って食べる。
すっかり暗くなったので宿に帰ったらちょうどカウンターにいたAneigに会う。
今から夕ご飯を食べに行くとのこと。
受付の女の子と少し話をして部屋に戻る。
疲れていたのかベッドに横になったまま夜中まで寝てしまった。
変な光で目が覚めて、見ると充電していた携帯電話が謎の光を発している!!!
変圧器が間違っていたのかな?そんなはずはないと思うけど。
携帯電話は使えなくなってしまった。
写真も撮ったりしていたけどなにより時計変わりにしていたので一瞬焦ったけどipodにも時計機能があることに気がついて安堵。
この世の全てのことに感謝した。
大袈裟かもしれないけど、パリに来て何かに助けられている感じがすごくある。

Aneigの寝言がすごい。










0 件のコメント:

コメントを投稿