2020/05/22

2008年5月22日 ロンドンへ












先日、片付けをしていたら12年前にパリに行ったときの日記が出てきた。
12年前の5月のこと。
干支も一周回ったし、同じ日に12年前の日記を書いてみようかなと思った。
これは12年前のメモ程度の日記とレシート、写真、地図を片手にもういちど旅するような気持ちで書く「思い出し日記」です。
日記に書いていることと、そこから思い出したこと、感情。


2008年5月22日

朝の5時に東急東横線の都立大学のホームに立つ。この時点で忘れ物があることに気がついて気持ちは落ち込んでいる。自分で行きたいと思って行く旅行だけど荷造りの時点で面倒だなと思い始めてしまってかなりグロッキーだった。英語もフランス語も分からないのにどうしてわざわざ行くんだろう、何しに行くのかもよく分からない。
私の近くに立っているおばさんがとても大きなスーツケースを持っていた。私もスーツケースを持っている。どちらから話しかけたか忘れたけど互いの行先を話した。
スイスに行くらしい。うらやましい。なぜかそう思ったのをよく覚えている。楽しそうにも見えた。私はなんだか余計に憂鬱になってしまった。

5時10分発の渋谷行きに乗り、5時20分に渋谷着。そこから半蔵門線に乗り換えて水天宮前へ5時50分着。エアターミナル行きのリムジンバスに乗る。6時出発。
太陽、東京、暴走。(とメモに走り書き)
7時に成田空港第1ターミナル南ウィングに到着。
免税店で懐かしいドリカムの曲がかかっている。
9時にアシアナ航空でソウルへ。機内食はサカナ、ご飯、サラダ、パン、ジュース、フルーツ、濃い麦茶みたいなコーヒー。
パン、ジュース、バターは残して持ち帰る。
11時47分頃 ソウルに到着。強風で遅れ。トランジットを待っている間のことだったかな?韓国のおばさまたちがずらりと座りみんなでそろってチョコバーを食べていたのが衝撃的だった!面白すぎる。終始和やかな。同じグループのおじさんと少しだけ英語で話す。おじさんは赤ちゃんを抱いていた。韓国の人たちはとてもフレンドリーでいいなと思った。チョコバーの横に「うどん」とメモが残っているけど覚えていない。私が食べたのか、おばさんたちが食べていたのか。なぞ。

ロンドン時間の18時45分にロンドンに着陸。ドキドキ!
といってもロンドンは2回目なのでなんということはない気がしていたけど、ロンドンでの滞在先の住所が分からなくて係のお姉さんに怒られる。ごめんなさい。どう乗り切ったのかはまるで覚えていない。
出たところであべちゃんが待っていてくれた。2年ぶりの再会。会ってしまえば久しぶりという感覚もなくなるから不思議だ。少し大人っぽくなったあべちゃんは金のメッシュをいれてますますロンドンっ子になったように思う。
久しぶりのTube(地下鉄)でピカデリーサーカスへ。そこからバスでオーバルへ、あべちゃんの住んでいる家まで行く。素敵なおうち、外国の映画で見るような細い住居、少し階段を上がったところに玄関があって、階段であべちゃんの部屋へ。ジャンギーとソフィー、フランス人と中国人のかわいいカップルにご挨拶。夜ご飯は近所のカフェ&バーでホームメイドスープ(記憶だとマッシュルームのようなきのこのスープだった)を。
翌日からパリなので早めに寝ることに。
あべちゃんのベッドでふたりで寝た。



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