2011/07/12



7月11日
震災から4ヶ月
日中はあまりそのことを考えずに過ごした気がする

夜 青山のスパイラルの地下にあるCAYへ
port of notes、 acoustic dub messengersのライブを見に行った
イラストレーター小池アミイゴさん企画Our Songs「にじいろの花」
6日間ある夜の一夜

もともと 行く予定には入れてなかったんだけど

だいぶまえに アミイゴさんが宮城の気仙沼を訪れている日記を読んで
友だちでイラストレーターの仕事をしている気仙沼は大島出身のさかいさんに
「アミイゴさんが大島に行ったみたいー」と連絡
今回のライブのport of notesの畠山美由紀さんの故郷が宮城の気仙沼ということもあって
ライブ行ってみたいねー と話 ふたりで行くことに

わたしは少し遅れてしまったのでacoustic dub messengersは4曲くらいしか聞けなかったけど
略してアコダブ なんと あのキチムの中にあるウラニワのキッチンに立ってる人たちのバンドだった!!
この日の出演者 ぜんぶ英語だったからちゃんと読まずに来てしまったよー
なんだかふしぎな感覚
いつも接客してもらってるみなさんが舞台に立っている
そして すごくかっこよかった

そして初めてちゃんと聞いたport of notes
畠山さん 思い描いていた人とはいい意味で違ってすごく美しくてかっこよかったー
大人の女の人
笑顔がすてきだった
はじめはあぁ こういう人なんだー こういう歌唄うんだーと聞いてたんだけど
震災後に 畠山さんが書いた散文詩を読んだところから
ぐいー とちがう感覚が現れて
涙がどんどこ流れ 最後の歌までずっと畠山さんにくぎづけ状態
他はなにも見えなくらい引き込まれた
「浜辺の歌」っていう小学校の教科書に載ったりする童謡なのかな
わたしは初めて聞いたんだけど その歌がすごくよくて
畠山さんの歌声もすごくよくて
わたしの故郷の風景に海や浜辺はないけど 海の風景がとってもなつかしいような
とても愛しいような そんな気持ちになった
人それぞれ胸の中になる故郷の風景
それはけしてだれにも壊されることなく 永遠に美しあり
現実においても けして壊されたくない 永遠であってほしいものだなぁと思った
変わってしまった故郷の風景を 畠山さんは思いながら唄ったんだろうか
畠山さんの散文詩の中の「わたしたちは愛の自家発電機」という言葉
しみじみ 考えた  愛について

会場には友だちも何人か来てて
ばったり なんだけど 来ていることに納得だから とても自然
cafe tojo一家も来てて ひさーしぶりに子どもたちに会って
なんだか元気をもらったー
桃ちゃんも月も前髪ぱっつんでかわいいのだょ
それにしても 最近の小学校は冷房ガンガンなんだってね!!
たいへんー
体おかしくしちゃうんじゃないかしら
子どもは下敷きでパタパタで十分!! な暑さじゃないってこと?!

さかいさんとまにちゃんと別れて
ひとりぷらぷら渋谷まで歩いた
空にはぽっかりお月さま

家に帰って 屋上にあがる
今日のこと いろいろ思う
あまりにもきれいな夜空
琥珀色の月
最近 ふしぎなのが 月明かりの夜にしては星がたくさーん見えるってこと
東京の月明かりの夜に なんでー
そして 東の空の低い低いところに どっさりと雲が一列に並んでる
日曜日とほぼ同じ空模様でびっくりした

そして
見ました
「男はつらいよ」
第一作目 DVDでー
おもしろかったー
笑いあり 涙あり
さくら(倍賞千恵子)や冬子(光本幸子)の美しさといったら うっとり
なんであんなにきれいなんだー
いちばん気になったのは さくらとひろし(前田吟)がふたりで電車に乗ってどっか行っちゃって 帰って来たと思ったら「結婚します」だって!!
ふたりだけでどんな愛のことばが交わされたのか とっても気になる
ドキドキしたー
電車に乗り込む前のふたりの表情
そうです
年初めに決めた「寅さんシリーズ制覇」
震災もあってなかなか実行に移せなかったけど なんとか始めることが出来たー
寅さんー お待たせー

では 今日の一曲
倍賞千恵子さんが唄う「浜辺の歌」 どうぞ




海に行きたいなぁと思った


Our Songs→


今夜も行きます
青山のCAYへ









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