キラキラおむすび

今夜は吉祥寺のキチムにて
「高山なおみの遠足」というイベントがあって
地震のとき　どこにいて　なにしてて　そして　なにを思ったか
高山さんと原田郁子さんと丹治史彦さんとみんなで話をする　という集まり
たくさんの人が応募したみたいで参加出来るか抽選！
わたし　ほんとは落ちたから行く予定ではなかったのに
急にキャンセルが出たから　と行けることになり
でも　先に予定を入れてしまってあったので　大幅に遅れての参加


ほとんど終わりに近い時間だったけど
すごくいい時間だった
たくさんの　自分やまわりの友だちとは違う人の
それぞれの地震のときの話や　それ以降の心模様が話され　それを共感したり
分け合ったり　ひとりひとりの生活が目に見えるようで
震災後　こんなにがっつりいろんな人の地震経験を聞くのはテレビない生活のわたしには初めてくらい
個人でもここまでひとりひとりの背景を聞いたりとかなかったのでよかった
それも同じくらいの年代の女子が多数で
ちょろちょろ男子もいたけど
あぁ　みんな　この東京で暮らして　それぞれの人生の中にいるんだなぁと思った
そして　この女の子たちがいつかお母さんになって小さな子どもがたくさん生まれて
そのこども達が　元気いっぱい遊べる日本であることを　
ほんとにほんとに　願った
高山さんや郁子さんにあこがれたりしている娘さんたちの未来が明るくなりますように
そういう気持ち


おむすびを食べた
高山さんが作ったみょうがの梅和えが付いていた
なんとなく　いつか高山さんが作ったものを食べたいなぁと思っていたのが
ささやかに　叶った
すごくおいしかった
おむすび　ありがたかった
お米だなー
やっぱりお米だー
キラキラ　白米さん　美しい
わたしはひとり居残りおむすび食べたけど
これ　みんなでいっしょに食べてたらもっとおいしかったんだろうなぁと思った
１００人でおむすび！！
まるで夢のよう
１年生の夢！！

最後に
郁子さんがピアノを弾いて唄った
ずっと鳥肌が立ったまんまで
みんなでラララと唄ったとき
すごい力を感じた
ひとりひとりは小さくてもどーんと集まって大きな力になる
みんなそれぞれの場所に帰って
みんな同じ思い出を胸に眠る
それってすごいこと


事前に
地震があった時どこにいてなにをしてなにを感じたかアンケートがあって
それが冊子になっていたのがすごくよかった
わたし慌てててすごい適当に２行とかで終わらせてしまったんだけど
他の人の体験や言葉、思いがすごくて
そんなことがあったんだーとか
そうそう同じ感じーとか
すごくいい冊子だったのでこれから会う友だちとかに見せてあげたいなぁと思った
不安だったり恐いと思ったこと
隠さず恥ずかしがらず　みんなでシェアして　やわらげていきたいなー


やっぱり最後まで答えは分からないまんま
震災前と同じ感覚での生活はきっと２度と出来ないし
ずっと不安や恐怖が見え隠れしてて隣合わせだけど
それでも生きていくんだし
生きていかないといけない
そして
冊子を読んで　自分の経験とかも合わせた結果
やっぱり人には人だな　と思った
人です


土曜日から３日間　ドーーーンと　今の自分の現実と向き合うきっかけがいくつもあって
そういう場に行くことを　自然と自分が選んでいたように感じた
現実と理想がどんどんごちゃまぜになる
頭の中も心の中もどんどんごちゃまぜになる
こういうのとこれからずっとつきあっていかないと行けないんだねー
あーーー
しんどーい
でも仕方ないからつきあう
いつか今が過去になっても　忘れないで生きていきたいと思う




高山さんが書いた「フランス日記」という本を会場で買って
ぺらぺら読んで　最後がどういう締めくくりかなぁと一番最後の日記読んだら
高田渡さんが出て来た
亡くなったということを書かれてて
また高田渡さん出て来たーって　びっくりしたので
ちゃんと聞いてみようと思う
高田さんや　清志郎やどんとやらが生きていたら　今　どんな歌を唄って　どんな言葉を投げていたかなぁ
そういうことを考えた


そういえば
カルマで働き始めて丸５年経った
そんなときに大先輩に当たる高山さんにお会い出来て
すごーーーいうれしかった
高山さんのごはん　高山さん作を食べたことはないけど　よくかおるちゃんが東京にいたころ作ってくれて　すごくおいしくて大好き
あと　書かれる文章やことばも好き
ちょっとだけお話出来てうれしかった
いろんなことがあった５年間
カルマとの出会いがほんとにわたしの人生を一気に彩りあるものに変えたと思う
ありがちょ　カルマよ
そして　出会ったたくさんの人たち　ありがとう
丸さん　長生きしてね
まだ働くよ


おもいがけないたくさんのプレゼンを受け取った日となった６月６日
屋上に仲間が増えたー
こりゃもう庭付き　もしくは　森付きの家に早く住まないとなぁ　
植物たちが屋上で生きている
わたしを待っている（たぶん）
愛おしいったらありゃしないよ


朝が来るのが待ち遠しい


ちゅんちゅん　ちゅんちゅん